「萩焼」が新たに加わりました!

「萩焼」が新たに加わりました!

engraceの金継ぎジュエリーに新たに「萩焼」の取り扱いが始まりました!✨

今年6月に山口県立萩美術館・浦上記念館で出張ワークショップを開催させて頂いた際に、
美術館の方がご親切にお知り合いの「萩焼」の窯元様とのご縁を繋いで頂いて出来上がったものです。

実は6月の時点で2社の窯元様から「廃棄されてしまう萩焼」を頂いていたのですが、
各週に出張などがあり腰を据えて制作ができる時間をもてずに今まで歯痒い気持ちでした。

せっかく窯元様から頂いた大切なやきものですから、パパッと簡単に作るのではなく、
じっくりと時間をかけてジュエリーに仕立て直したいと思い、9月にやっと数点完成しました✨

このブローチは、山口県の萩市で作陶されておられる「勝景庵(しょうけいあん)」様 @shoukeian の萩焼を使用させて頂きました。

わざわざ萩美術館までご挨拶に来て頂き、本当に嬉しかったです。

(HPより抜粋)
当窯の作品は大道土の原土と金峰土を水簸し天日乾燥、土練機を使い調整、1ヵ月以上寝かせて使用しております。
萩焼の原土を厳選し自ら精製、自家製の長石木灰を使い釉薬を作っております。
ろくろ成形の後は、素焼、施釉、登り薪窯で30時間以上かけ焼成しております。
私は“松の命を作品に”をモットーに萩焼の伝統を守り、使って心が和み贈って喜ばれる作品造りを心掛けております。
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陶片を実際に手に取ってみるとなんとも優しい色のカケラ。
いっぺんに魅了されました。

窯元様が良い土を求めて時間をかけ、鍛錬された技術の上に出来上がった大切な焼き物。

使わせていただくという事は、私はある種「コラボさせて頂いている」という気持ちで作っています。

窯元様が作陶された焼き物をどのようにしたら小さなカケラになっても活かせるか。
程よい緊張感を持って作らせて頂いています。
焼き物ありき、窯元様のおかげでengraceの「金継ぎジュエリー」は出来上がります。

皆様のご縁を繋いで頂いて出来あがりました。

器としては輝けなかった萩焼ですが、新たに金継ぎジュエリーに生まれ変わり、人々の笑顔に繋げてくれると信じています。

機会がありましたらぜひお近くで素朴で柔らかな風合いの素敵な萩焼金継ぎジュエリーをご覧ください。

改めまして、ご縁を繋いで下さった山口県立萩美術館・浦上記念館のスタッフの皆様、勝景庵様に感謝申し上げます。

 

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