北陸中日新聞に掲載されました!

北陸中日新聞に掲載されました!

能登半島地震で割れた九谷焼を再利用した金継ぎジュエリーの記事を北陸中日新聞の記事にしていただきました。

記事は9月22日の朝刊に掲載されたそうです。

こちらもありがたいご縁でこのようなことになりました。
出来る限り続けていきたいと思います。 


【記事全文】

能登半島地震で壊れた九谷焼のかけらを、一点物の装飾品に-。金沢市長町の老舗窯元「鏑木(かぶらき)商舗」はアクセサリー作家と協力し、陶片を使ったピアスやネックレスなどの製作や販売に取り組む。収益の一部は被災した犬や猫のえさ代などに充てる。きっかけを作った大阪府枚方市の作家赤沼奈津香さんは「捨てられる陶片が生まれ変わり、笑顔につながれば」と願う。 (谷口大河)

 ふぞろいな形のピアス、繊細な色絵が目を引くブローチや帯留め、天然石を添えたイヤリングなどが店頭に並ぶ。九谷焼の陶片に、漆で修繕し金粉で彩る「金継ぎ」などを施し、仕上げたものだ。

 元日の地震で金沢市は震度5強を観測。鏑木商舗も店頭や倉庫の商品や作業場に被害が出た。鏑木基由(もとよし)社長(67)は「数千万円分は割れたと思うが、被害は計り知れない」と嘆く。地震の影響で、廃棄した窯元もあるという。

 支援を申し出たのが、金継ぎアクセサリーブランド「engrace(エングレース)」を主宰する赤沼さんだった。被災した九谷焼の加工を提案し、アクセサリー190点を作って鏑木商舗に無償提供した。鏑木商舗が2月に東京都内のイベントで販売したところ反響が大きく、正式に商品化を決めた。鏑木社長によると、現在は赤沼さんら4人に被災した九谷焼の加工を依頼し、年間6千点の製作を見込んでいる。

 赤沼さんは「陶片の色柄をどうしたら最も生かせるかを大事にしている。生産者、作り手、手に取ってくれた方がつながり、皆が笑顔になるアクセサリーを作り続けたい」と話した。

 価格は種類やデザインで異なるが、1点6千円前後が目安。長町の2店舗などで販売している。問い合わせは鏑木商舗=電076(221)6666=へ。


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